社会保険労務士として導いた
これまで(現在も)社会保険労務士として、多くの中小・零細企業の給与計算に携わり、タイムカードを確認したり計算を行う過程の中で「ダラダラ残業が横行している」「社員さんにとって不満要素が多くて離職率が高くなっている」といった、労務状況等が見えてくることに気づきました。しかし残念なことに、給与計算は『処理する』だけの会社が多く、労務状況の改善に活かされていないことが、非常に勿体ないと感じておりました。
そういった状況・経験を踏まえ、社内の人間ではない「第三者の視点」から、給与計算を労務改善にお役だて頂くためのアドバイスをさせていただいております。
給与計算なんてどこに頼んでも同じと思っていた経営者様、人事担当者様、当社に給与計算を委託してみませんか?
客観的な視点で作成いたします
必要に応じて、給与計算完了後に「労務分析シート」をお渡しいたします。一目で御社の労務状況を把握して頂くためのツールとなっています。
客観的な視点での「労務分析」をご確認いただくことで、御社の課題がハッキリと見えてきます。
欠勤・遅刻・残業などの基本的なことはもちろん、社会保険労務士から見て、
・勤務状況において気になる事項
・会社へのリスク
もお伝えしております。
残業代の効果的な仕組み
固定(みなし)残業代とは、予め一定時間分の残業代を一定額で支払っておく仕組みのことを言います。
×適用していない場合
[残業時間30時間]
基本給等 25万円
(残業単価1,875円/時間)
残業代 56,250円
(実際の残業代は各社により異なります)
◎適用した場合
[残業時間30時間]
基本給等 20万円
(残業単価1,500円/時間 ※基本給等が下がれば残業単価も下がります)
固定残業代 5万円
(25時間分として支給)
残業代 7,500円
(残業時間25時間分は既に支給されている為、別途支払いが必要な残業代は5時間分)
①固定残業代が、基本給等と明確に区別されていること(固定残業手当等の名目で支給すること)
②固定残業代が、何時間分の残業代として支給されているか明確であること(上記の場合、25時間分)
③固定残業時間(上記の場合、25時間)を超えた場合は、別途割増賃金を支払うこと(上記の場合、5時間分7,500円)
④就業規則や雇用契約書等があり、労働者に周知されていること
が必要です。
大切なのはコミュニケーションです
「労務分析シート」をご確認いただき、労務状況を見える形にすることで、「営業部署が疲弊する前に、残業時間を減らそう。」「ウチの場合、労基署が来たらマズイのか、対策を考えないと。」など、リスクヘッジにご活用して頂けます。
また、労務状況を把握したうえで、給与明細を業務的に配るのではなく、「最近忙しいみたいだけど大丈夫?」など、ひと声添えて渡すことも大切なコミュニケーションです。従業員にとっては、自分の状況について、経営者が少しでも把握してくれていることが励みになるものです。弊社はそういった「ヒトの気持ち」を重視しています。
そして、従業員の声に耳を傾け、会社全体のコミュニケーションを活発にしていくことが、信頼関係を築き「人材定着率向上」「離職率改善」の一歩だと考えます。そのきっかけとなる大切な給与計算。ぜひ当社にお任せください。